ウルトラ情報ランド

ウルトラシリーズ、円谷プロ作品に関する情報を発信していきます!

ブースカとウルトラマンの関係とは?何話に登場?

ブースカといえばかわいらしい見た目で人気が高い快獣です。

 

独特の口癖であるブースカ語も真似しやすくてはまってしまいますよね~

 

そんなブースカウルトラマンにちょこちょこ登場しているようですが、両者にはいったいどのような関係があるのでしょうか?

 

今回はブースカウルトラマンの関係と何話に登場したのかについてご紹介していきます!

 

 

ブースカウルトラマンの関係

制作会社が同じ円谷プロ

ブースカウルトラマンは制作会社が同じという共通点があります。

 

どちらも円谷プロダクション制作の作品です。

 

ウルトラマンといえば円谷プロの作品ということは広く知られていますが、ブースカも同じ制作会社だったんですね~

 

放送時期が似ている

ブースカウルトラマンそれぞれの放送期間は以下になります。

 

ウルトラマン:1966年7月17日~1967年4月9日 TBS系

快獣ブースカ:1966年11月9日~1967年9月27日 日テレ系

 

制作会社が同じなのも驚きですが、放送時期も被っており、同じ時期に放送されていました。

 

共演が多い

やはり同じ制作会社のキャラクター同士なので、後年の作品で共演することも多かったです。

 

パターン的に多いのはブースカ側がウルトラシリーズにゲスト登場という形が多いです。

 

初めて共演したのはおそらく1969年「ウルトラマンウルトラセブン モーレツ大怪獣戦」ではないかと思われますが、ブースカは司会としての登場でした。

 

ちゃんとした形で共演したのは有言実行三姉妹シュシュトリアンの第40話「ウルトラマンに逢いたい」だと思われます。

 

シュシュトリアンは東映の作品ですが、ウルトラマンブースカがゲスト出演していました。

 

その後もブースカウルトラマンは何回か共演を果たしています。

 

ブースカウルトラマンの敵なの?

一部で「ブースカウルトラマンの敵なんじゃないか?」と思われてる方もいるようですが、ブースカは敵ではなく味方的な立場の怪獣になります。

 

そもそも「快獣ブースカ」は「もしも家庭に怪獣がいたら」というコンセプトの元で制作された作品であるため、怪獣とヒーローが戦うといった内容ではありません。

 

むしろ人間社会に怪獣が溶け込んでいく様を描いています。そのためタイトルも怪獣ではなく「快獣」となっています。

 

そのためブースカウルトラマンが戦うといったシーンはなく、敵なんかではありません。

 

ブースカ登場作品

ブースカウルトラシリーズのテレビシリーズや映画に登場していました。

 

ブースカウルトラシリーズの何話に登場したのでしょうか?

ウルトラマンウルトラセブン モーレツ大怪獣戦

後楽園ゆうえんちで公開された映画です。

 

ブースカは弟のチャメゴンと共に司会として登場し、ウルトラマン・セブンと怪獣の戦いを案内していました。

 

現在でも映像ディスクで視聴することは可能です。

 

アニメちゃん

映画「ウルトラマン物語」との同時上映で公開されました。

 

厳密にいえばウルトラシリーズではありませんが、カネゴンピグモンブースカがメインで登場しています。

 

これまで一度も映像ソフト化されておらず、視聴が困難な作品です。

 

有言実行三姉妹シュシュトリアン第40話「ウルトラマンに逢いたい」

東映不思議コメディシリーズで、ウルトラシリーズでもなければ円谷プロ作品でもありませんが、ブースカウルトラマンウルトラ怪獣たちが制作会社の垣根を越えてゲスト出演していました。

 

着ぐるみが実体化したという設定で登場し、大好物のラーメンを食べるシーンもあります。

 

ウルトラマンM730 ウルトラマンランド

かつて放送されていた帯番組。55話からブースカが登場しています。

 

着ぐるみではなく、パペット人形で登場しました。

 

ウルトラマンダイナ 帰ってきたハネジロー

2001年に発売されたオリジナルビデオ作品です。

 

ダイナ最終回の後日談が描かれ、ブースカも一部のシーンに登場していました。

 

ただこの時のブースカは「快獣ブースカ」のではなく、派生作品「ブースカブースカ」の時のブースカでした。

 

新世紀2003 ウルトラマン伝説 THE KING'S JUBILEE

2003年に公開された映画「ウルトラマンコスモスvsウルトラマンジャスティス」との同時上映作品です。

 

キングの誕生日会にチャメゴンと共に参加していました。

 

ウルトラマンR/B 第17話「みんなが友だち」

ウルトラシリーズの正式なテレビシリーズとしては初めて登場しました。

 

声優は冨永みーなさんが務めました。

 

ダダからは「大御所様」と呼ばれるなど、偉い立場として登場しており、ウルトラ戦士と怪獣、人間が仲良くすることを望む心優しさを見せていました。

 

ウルトラマンニュージェネレーションクロニクル

ニュージェネレーションズの人気エピソードを厳選して放送する番組で、ブースカはペガッサ星人ペガと共にナビゲーターとして毎回登場していました。

 

声優はルーブの時に引き続き冨永みーなさんが担当しました。

 

ウルトラマンニュージェネレーションスターズ 14話「戦う女の子」

この回ではルーブ17話の映像の流用という形でブースカが登場しました。

 

ちなみにこの回が放送された際に「ブースカ」がTwitterトレンド入りしていました。

 

【余談】CMにもブースカ

ブースカはCMにも登場したことがあります。

 

朝日新聞 (1996年)

朝日新聞のCMに出演していました。

 

ブースカが電車内でサラリーマンの読む新聞をどんなに逃げられても意地でも見ようとするというコメディタッチな内容でした。

 

この関係からノベルティとしてブースカの目覚まし時計が製作されました。

 

円谷プロCM

かつて放送されていた円谷プロのCMではブースカがメインとなっているものが2本ほどありました。

スノーボード

1本目はブースカピグモンスノーボードを買うためにバイトを頑張るというストーリーです。

 

貯めたお金をカネゴンに食べられてしまうも、最後には捨てられていたダダデザインのスノーボードを見つけるというハッピーエンドでした。

 

CMソングはV6でした。

 

アイドルのコンサート編

アイドル山田まりやのファンであるブースカはコンサートに行き、終了後出待ちをしてプレゼントを渡そうとするストーリーです。

 

しかし他のファンに押されて転んでしまい、プレゼントはぐしゃぐしゃに・・・。

しかも山田まりやはティガと一緒に帰ってしまうという悲劇に。

 

ただそこに花束を持ったピンク色のブースカが現れるという内容でした。

 

この時も曲はV6が担当しました。

 

ブースカウルトラマンは同じ制作会社だった!

ブースカウルトラマンは制作会社が同じという強い共通点があり、そのため共演も多いということが分かりました。

 

敵どころか可愛くて愛くるしいブースカは登場するだけで見てる側も楽しい気持ちになりますよね~

 

もちろん「快獣ブースカ」や「ブースカブースカ」といったブースカのオリジナル作品もお勧めですが、それを見た後はウルトラシリーズへのゲスト出演回も見てみると面白いですよ~