どくろ怪獣「レッドキング」は初代ウルトラマンに登場した怪獣です。
数あるウルトラ怪獣の中でも人気が高く、2022年の「ウルトラマン大投票」では数多くいる怪獣の中で22位という高い順位を記録しています。
そんなレッドキングは様々な作品に登場しており、いろいろな種類のレッドキングが存在します。
今回はレッドキングの種類を一覧にした上で、それぞれ解説していきたいと思います!
レッドキング種類一覧!
レッドキング種類別に解説
初代レッドキング
ウルトラマン第8話「怪獣無法地帯」に登場。
多々良島に生息している怪獣です。
戦ったチャンドラーは途中で逃げ出し、マグラーは鳴き声を聞いただけで退散するなど、他の怪獣からも恐れられている存在です。
狂暴さを見せる一方で頭上に掲げた大きな岩を自分の足に落とすなど、コミカルな一面も見せてくれます。
最後はウルトラマンの首投げで倒されました。
レッドキング二代目
ウルトラマン第25話「怪彗星ツイフォン」に登場。
初代とは違い、金色の見た目をしています。
日本アルプスの山中でドラコを倒し、ギガスを怒り任せに攻撃するなど、相変わらずの存在感を発揮しました。
水爆を飲み込んでしまったため、爆発させないように、八つ裂き光輪で倒されました。
レッドキング(ザ・ウルトラマン)
ザ・ウルトラマン第27話「怪獣島浮上」に登場。
バラドン星人により怪獣墓場から蘇生させられ登場し、科学警備隊の前に登場しました。
武器は口から吐く赤い光線で、これまでの種類と違い光線技を使用します。
共に蘇生したゴーストロンを光線技で倒しており、初代、二代目に次いでまたもや他の怪獣と戦っています。
最後はブーメランギロチンで真っ二つにされ倒されました。
レッドキングの初のアニメデビューした姿でもあります。
レッドキング三代目
ウルトラマン80第46話「恐れていたレッドキングの復活宣言」に登場。
書籍では三代目と呼ばれることもあるため、ここでも三代目とします。
壺の精マアジンが子供たちのお願いを誤解して呼び出したレッドキングです。
見た目は初代に比べると若干青っぽくなっています。
最後はサクシウム光線を受け大爆発し倒されました。
「ウルトラマンファイティングエボリューション3」にはこのレッドキングが登場します。
パワードレッドキング(雌)
ウルトラマンパワード第3話「怪獣魔境に飛べ」に登場。
パワードチャンドラーとの縄張り争いに勝利した後、パワードと戦いますが、苦戦したため雄に助けを求めます。
そして雄と共に2体でパワードと戦いますが、途中で崖から転落して死亡してしまいます。
ウルトラ戦士に倒されず自爆するという珍しいパターンですね。
見た目はこれまでのレッドキングと同じような体色です。
雄と違い、こちらはソフビ化されていません。
パワードレッドキング(雄)
ウルトラマンパワード第3話「怪獣魔境に飛べ」、第12話「パワード暗殺計画」に登場。
パワードと雌の戦いに加勢する形で戦いに参加します。
しかし雌が転落死したことをきっかけに戦意を失い、パワードとのバトルは中断になりました。
こういった戦闘の終わり方もシリーズでは珍しい展開になります。
12話で再登場しますが、そこではパワードドラコとの戦いに敗れて倒されています。
二代目はドラコを倒しましたが、今回は立場が逆転したんですね。
ちなみにこの種類は体色が赤色で、しっかり赤色の体を持った初のレッドキングになります。
EXレッドキング
「ウルトラマンFighting Evolution Rebirth」他に登場。
元は改造レッドキングという名称でしたが、後にEXレッドキングと名付けられました。
これまでのレッドキングに比べると両腕が太く長くなっています。
メインの体色は黒色ですが、肌の隙間が赤く発光するという特徴があります。
最初の登場はゲーム作品でしたが、その後「ウルトラゼロファイト」など、テレビ作品にも登場しています。
作品によっては通常のレッドキングが強化した姿という設定で登場したりもします。
サイバーレッドキング
「劇場版ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン」に登場。
Xioが開発したサイバー怪獣です。
普通の怪獣として登場したわけではなく、ウルトラマンエックスが使用するサイバーカードの一種となります。
見た目はレッドキングをメカニックにした見た目で胸にXとデザインされています。
スフィアレッドキング
ウルトラマンデッカー第9話「誰がための勇姿」、第23話「絶望の空」に登場。
レッドキングにスフィアソルジャーが融合したスフィア合成獣です。
第9話ではガッツセレクトとグレゴール人グレースの訓練試合の最中に出現しますが、GUTSグリフォンのハイパーソーンレーザーにより倒されました。
第23話では同じく再生したスフィアゴモラ、スフィアネオメガスと共に3対1でデッカーを追い詰めます。
最後はスフィアゴモラと共にデッカーのシールドカリバーとデュアルソードを使った技で倒されました。
見た目は赤色で、パワードレッドキング(オス)に続く、きちんと赤色の見た目を持つレッドキングになります。
そして体表からスフィアの融合部分が突き出ているのが大きな特徴です。
レッドキングは赤いのも赤くないのもいた!
レッドキングは初代ウルトラマンに登場して以降、様々な種類がいることが分かりました。
「名前にレッドとあるのになぜ赤くないの?」という定番の質問がありますが、種類によってはしっかり赤色のレッドキングもおり、本当に様々な種類がいるんだなと感じさせられましたね!
今後もレッドキングの新たな活躍から目が離せません!