ウルトラ情報ランド

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ゴモラが人気の理由とは? 種類別に解説!

ウルトラ怪獣の中でも特に高い人気を誇るのが古代怪獣ゴモラです。

 

初代ウルトラマンに登場して以来、何度も客演で再登場しています。

 

そして色々な種類のゴモラが登場している所を見ると、その人気の高さがうかがえます。

 

今回はそんなゴモラ人気の理由に迫っていきたいと思います。

 

ついでにゴモラをよく知らない人のために種類別に解説しちゃいます!

 

ゴモラ種類別一覧

細かいモードチェンジなどを含めずに見るとなんと11種類もいました。

 

あのバルタン星人に匹敵するぐらい多いです。

ゴモラを種類別に解説!

初代ゴモラ

ウルトラマン」に登場。

 

記念すべき初代ゴモラです。

 

古代生物ゴモラザウルスの生き残りで、大阪に現れました。

 

ウルトラマンとの最初の戦いの後に地下へと逃亡しますが、再戦では角や尻尾を取られ、スペシウム光線で倒されました。

 

ゴモラ

ウルトラマン80」に登場。

 

名前に「Ⅱ」とつきますが、初代との関係性はないです。

 

このゴモラは古代生物が独自の進化を遂げて地上に現れた個体になります。

 

見た目は初代と違い、首の後ろに角が生えており、目の焦点が定まっていないのが特徴です。

 

パワードゴモラ

ウルトラマンパワード」に登場。

 

ゴモラサウルスのミイラが水分を吸収して復活した個体になります。

 

見た目は初代ゴモラに近いですが、初代と違い、肘や膝裏に突起があるのが特徴です。

 

パワードとの戦いの途中で力尽き、亡骸は博物館に展示されました。

 

マックスに出てくるゴモラ

ウルトラマンマックス」に登場。

 

オリジナルの名前はつきませんが、見た目が初代ゴモラよりも赤色っぽくなっています。

 

ゴモラザウルスが生物兵器として改造され巨大化された個体になります。

 

切断されたしっぽが単独で暴れまわり、マックスを苦しめました。

 

ウルトラマンメビウスに登場した種類もこの個体です。

 

EXゴモラ(改造ゴモラ

ウルトラマンFighting Evolution Rebirth」に登場。

 

初代ゴモラに棘や牙が追加され、より強そうな見た目になっています。

 

元はゲーム作品に登場し、「改造ゴモラと呼ばれていました。

 

その後テレビ作品にも登場するようになり、以後は「EXゴモラ」と呼ばれています。

 

ウルトラギャラクシー大怪獣バトルゴモラ

ウルトラギャラクシー大怪獣バトルシリーズ」に登場。

 

見た目は初代と似たような個体です。

 

主人公レイのパートナー怪獣として登場しており、今作では敵ではなく味方側の怪獣でした。

 

これ以後のゴモラは味方として登場することも増えていきます。

 

ブレイブバースト

ゴモラがパワーアップした姿。炎を一瞬だけ全身に纏うのみで、見た目の変化はありません。

 

しかし戦闘能力は通常形態を上回ります。

 

レイオニックバースト

主人公レイが変身するレイモンがパワーアップすると同時に覚醒した姿です。

 

全身が赤く染まった状態となります。

 

ブレイブバーストの時よりも戦闘能力が上がりますが、その一方で狂暴性も高くなります。

 

メカゴモラ

「ウルトラ銀河伝説外伝ウルトラマンゼロVSダークロプスゼロ」に登場。

 

見た目は全身黒色であり、ゴモラをそのままロボットにしたような見た目となっています。

 

サロメ星人が作ったロボットであり、その能力は高く、レイのゴモラを終始圧倒していました。

 

ちなみにサロメ星人は「にせウルトラセブンも作っています。

 

戦闘能力が高いからか後の作品にも度々登場しています。

 

サイバーゴモラ

ウルトラマンX」に登場。

 

Xioが開発したサイバー怪獣です。

 

初代に比べると全身青色がメインで、機械的な見た目が特徴です。

 

実験の末に実体化され、ゴメスやグリーザ、ゴーグファイヤーゴルザらと戦いました。

 

ウルトラギャラクシー大怪獣バトル以来の味方側のゴモラになります。

 

スフィアゴモラ

ウルトラマンデッカー」に登場。

 

ゴモラにスフィアソルジャーが寄生し、変貌したスフィア合成獣第1号です。

 

見た目は顔が青色で、体全体に白色が混ざっています。

 

スーツはスカルゴモラを改造して作られました。

 

2023年現在、一番新しい種類ゴモラです。

 

スカルゴモラ

ウルトラマンジード」に登場。

 

ゴモラレッドキングの怪獣カプセルからフュージョンライズされて登場します。

 

初代に比べて角の色が赤で、突起が多く、レッドキングの皮膚が混ざったような見た目をしています。

 

ジード本編には3度も登場しました。

 

アースゴモラ

データカードダス「大怪獣ラッシュウルトラフロンティア」に登場。

 

角が肥大化して緑色となっており、草木が混ざったような見た目になっています。

 

2023年現在までにテレビなどの映像作品には一度も登場していません。

 

ブラックアースゴモラ

アースゴモラが全体的に黒色に染まったような見た目へと変貌した姿です。

 

スーパーアースゴモラ

アースゴモラが突然変異し、角がさらに巨大化した姿です。

 

ゴモラの人気の理由とは?

ゴモラには沢山の種類があることが分かりました。

 

ちなみに初代ゴモラ「全ウルトラマン大投票」にて4位、サイバーゴモラが51位となっています。

 

ランキングでも上位にいるほどですが、なぜこれほど人気なのでしょうか?

 

怪獣らしい見た目

ゴモラは雰囲気的に怪獣らしい見た目をしています。

 

またモチーフが恐竜であるため、恐竜のような見た目となっています。

 

恐竜は昔から人気がありますし、初代ゴモラが登場するまで恐竜系の怪獣はいませんでした。

 

もしかしたら恐竜のようなデザインを好む人たちからの高い支持を受けて人気なのかもしれません。

 

ちなみにウルトラマンスーツアクターを務めていた古谷敏さんもゴモラの見た目を高く評価していたようです。

 

客演が多く、種類も多い

ゴモラは昭和、平成、令和とそれぞれの時代に新しい種類が登場しています。

 

初代ゴモラ自体も客演が非常に多いです。

 

客演が多いとそれだけ人々の目に付きますから、印象に残りやすいです。

 

そのためウルトラ怪獣といえばゴモラというイメージが定着していったのかもしれません。

 

敵ではなく味方として登場したから

ウルトラセブンに登場した「カプセル怪獣」のように主人公の味方として登場する怪獣は人気が高い傾向にあります。

 

確かに大半の怪獣は敵として登場しますから、味方として出てくるだけで応援したくなるのでしょう。

 

ゴモラカプセル怪獣ではありませんが、「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル」にて主人公レイのパートナー怪獣として登場していました。

 

さらに「ウルトラマンX」に登場したサイバーゴモラも味方として登場しています。

 

そのためゴモラ自身もカプセル怪獣のような扱いを受けており、高い人気に繋がっているのでしょうね!

 

ゴモラの人気は高い!

ゴモラは見た目も良く、他の怪獣と違い味方として登場してきたので、その結果高い人気に繋がっています。

 

そして人気が高いので近年の作品にもゲスト登場したり、新しい種類が追加されるなどしてさらに注目を浴びています。

 

そんなゴモラは今後も新しい種類が追加されたり、客演として登場したりするかもしれませんね!