ウルトラマンは正義のヒーローであり、これまで沢山の怪獣や宇宙人を倒し、宇宙の平和を守ってきました。
しかしウルトラマンも勝利してばかりではありません。
稀にウルトラマンが無念にも敗北してしまう回が存在します。
初代ウルトラマンでいえば、最終回である第39話にてゼットンに敗北するのが有名なシーンですよね。
ただ初代ウルトラマンの敗北回はそれだけではありません。
今回は初代ウルトラマンの敗北回をまとめてご紹介します。
初代ウルトラマン敗北回まとめ
ウルトラマン 第39話「さらばウルトラマン」
この回は初代ウルトラマンの最終回にあたります。
この回の登場怪獣は地球侵略を企んだゼットン星人により送り込まれた宇宙恐竜ゼットンです。
一兆度の火球で攻撃する上にウルトラマンの必殺技がことごとく効かないという攻撃・防御双方において圧倒的な強さを見せつけました。
そして最後にはウルトラマンを倒してしまいます。
ウルトラマンが地球を去った後には科学特捜隊のアラシ隊員によって「無重力弾」を撃ち込まれ、爆死しました。
39話までウルトラマンが敗北する回はなかったため、視聴者に強烈なインパクトを残した回でもあります。
ウルトラマンA 第13話「死刑!ウルトラ5兄弟」
そこでゾフィー、セブン、ジャックと共に磔にされ、エースキラーにスペシウム光線のエネルギーを奪われる形で倒されてしまいます。
他の兄弟と共にヤプールとエースキラーに敗北する形となりますが、14話にてエースに救出され力を取り戻します。
初代ウルトラマンが客演で敗北したのはこの回が初めてです。
ウルトラマンA 第26話 「全滅!ウルトラ5兄弟」
ヒッポリト星人によりブロンズ像にされてしまったエースを救出するためにゾフィー、セブン、ジャックと共に登場。
しかし不意打ちでヒッポリト星人のブロンズカプセルに閉じ込められ、エース同様にブロンズ像にされてしまいます。
27話にてウルトラの父の力により復活したエースによりヒッポリト星人は倒され、他の兄弟も元に戻っています。
エース本編で敗北したのは2度目になります。
ウルトラマンタロウ 第40話「ウルトラ兄弟を超えてゆけ!」
この回は7体の怪獣が合体したタイラントがウルトラ兄弟を次々に倒していくというストーリーです。
初代ウルトラマンはゾフィーを倒した後のタイラントと天王星で遭遇しますが、無念にもタイラントに敗北してしまいます。
その後、タイラントはセブン、ジャック、エースを倒した後に地球へ降り立ち、そこでタロウに倒されました。
昭和シリーズは主役戦士を引き立たせるために過去の戦士が敗北するという展開が多いですね~
【映画】甦れウルトラマン
「ウルトラマンゼアス」と同時上映された映画作品です。
この映画はウルトラマン39話をアレンジした内容になっており、ウルトラマンがゼットンに敗北するも死ぬまでにはいかず、そのままハヤタとして地球に留まり続けているという設定です。
一応冒頭でウルトラマンが敗北するシーンがありますが、この映画では最終的にウルトラマン自身がゼットンを倒すというハッピーエンドで幕を閉じます。
ウルトラマン最終回の違う世界線の話といった感じでそれはそれで楽しめる作品となっています。
ウルトラギャラクシー大怪獣バトル
具体的に何話というわけではありませんが、ウルトラマンがレイブラッド星人に石像化されていたという描写がありました。
その後レイモンによって復活し、キングジョーブラックからペンドラゴンを救うという活躍をしています。
ウルトラマンギンガ
こちらも何話でというわけではありませんが、物語の前日談でダークルギエルによって他のウルトラ戦士ともどもスパークドールズへと変えられています。
しかしギンガがダークルギエルを倒した後は他のスパークドールズと共に地球を去っています。
初代ウルトラマン敗北回数は?
大きなお世話かもしれませんが、一応初代ウルトラマンの敗北回数も数えてみました。
結果、初代ウルトラマンの敗北回数は6回です。(甦れウルトラマンは含めず。)
初代ウルトラマンは本編では1回しか敗北しておらず、昭和作品でこそ敗北回はありましたが、平成の客演ではほとんど敗北していません。
しかも敗北回のほとんどが他のウルトラ戦士と共に敗北しており、単独で負けるということがあまりないです。
初代ウルトラマンを倒した怪獣・宇宙人一覧
ヒッポリト星人
レイブラッド星人
ダークルギエル
初代ウルトラマンの敗北回も見てみよう!
ウルトラマンが敗北する回というのは見ていて少し複雑な気分になってしまうかもしれません。
しかし一度敗北しても最後には復活しますし、勝利してばかりというのも面白くないので、たまにはこういった敗北回があった方が物語にも箔が付きますよね~
というわけで今回紹介した敗北回は結構、有名な怪獣や宇宙人が登場する回が多く、ウルトラ兄弟が集結するエピソードであったりもします。
敗北回を中心に見ていくのも案外面白いかもしれませんよ!