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【なぜ?】ウルトラマンベリアル闇落ちの理由とは?その過去に迫る!

2009年の「大怪獣バトルウルトラ銀河伝説THE MOVIE」にて初登場し、ウルトラ戦士の敵として高い人気を誇っているのがウルトラマンベリアルです。

 

それまでもニセモノのウルトラマンやそもそも悪として生まれたウルトラマンはいました。

 

しかし元々普通の戦士だったのに闇落ちするという経緯を持つ点でベリアルは珍しい存在となっています。

 

初登場後、いろいろな種類が登場したり、関連アイテムが登場したりと2010年代は悪役ながら登場機会に恵まれていました。

 

そんなベリアルですが、そもそもなぜ闇落ちしてしまったのでしょうか?

 

ベリアルの闇落ち理由は一つの作品でまとめられておらず、いくつかの作品を見ることで分かります。

 

今回はベリアルの闇落ち理由をご紹介していきます!

 

ベリアルが闇落ちした過去

元は光の国の戦士だった 

ベリアルは元々M78星雲の戦士でした。

 

見た目も赤と銀色が混ざった、他のウルトラ戦士と同じような見た目をしていました。

 

そしてウルトラの父ゾフィーの父とは戦友で、彼らと共にウルトラ大戦争で戦いました。

 

ただ戦闘能力は高い一方で、傲慢で危険な思想が目立つ戦士でもあり、ウルトラの父からそういった点を咎められる場面もありました。

 

このあたりは「ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀第2章」でみることができます。

 

ウルトラの父への劣等感と力への羨望

ウルトラ大戦争にてウルトラの父と共に活躍したベリアルでしたが、その後ウルトラの父が宇宙警備隊の初代隊長に選ばれます。

 

さらにベリアルが思いを寄せていたマリー(ウルトラの母)がウルトラの父と惹かれあっていく姿を目の当たりにし、そういった出来事からウルトラの父への劣等感を感じ始めます。

 

そしてウルトラの父との訓練においてさらに彼の強さを見せつけられ、さらに劣等感を感じ、強さや力への羨望が次第に強まっていきました。

 

このあたりも「ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀第2章」で見ることができます。

 

プラズマスパークコアに手を出す

ウルトラの父への劣等感と強さへの羨望から光の国にあるプラズマスパークコアを盗み出そうとします。

 

しかしコアの力が強すぎたため盗み出すことに失敗し、そのまま光の国を追放されてしまいます。

 

ただ追放されたというより自分から逃亡していったという感じでした。

 

ちなみにプラズマスパークコアは光の国の人口太陽であるプラズマスパークを動かすために必要なもので、それがなければ光の国はたちまち凍り付いてしまいます。

 

この辺は「大怪獣バトルウルトラ銀河伝説THE MOVIE」で見ることができます。

 

レイブラッド星人との遭遇

光の国から抜け出し、宇宙をさまよっていた最中にレイブラッド星人と遭遇してしまいます。

 

そしてレイブラッド星人から一方的に力を与えられた結果、身体は黒色となり、邪悪な見た目へと変貌してしまいます。

 

レイオニクスの因子も受け継いだことで、他の怪獣を操る力も手に入れ、一方的に与えられたとはいえ求めていた強さを手に入れることには成功しています。

 

もしレイブラッド星人と遭遇していなければ、もしかしたら闇落ちまではしなかったかもしれませんね。

 

この様子は「大怪獣バトルウルトラ銀河伝説THE MOVIE」で見ることができます。

 

ベリアル闇落ちの理由

上記の闇落ちした経緯を見ると、ベリアルは元々過激で傲慢な性格であり、清い心を持ったウルトラ戦士とはいえない人物でした。

 

そもそも危険な思想の持ち主であったことに加え、ウルトラの父への劣等感により強さを追い求めるようになりました。

 

そのため闇落ちの理由はウルトラの父への劣等感と力を追い求めた結果と言えるでしょう。

 

ただ強さを追い求めるあまり、プラズマスパークコアに手を出したことから彼の闇落ちは始まっています。

 

純粋に修行などで強さを求めていれば、こういったことにはならなかったかもしれませんね。

 

ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀では違った展開を見れる

「ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀第2章」ではベリアルが闇落ちするきっかけが描かれています。

 

プラズマスパークコアに手を出すも失敗し逃亡する所までは本来と同じ展開なのですが、そこからは少し違った展開となります。

 

光の国を出た後にアブソリュートタルタロスと遭遇し、彼からベリアル自身の未来を見せつけられることとなります。

 

その未来とはレイブラッド星人と遭遇しレイオニクスになるもゼロなどウルトラ戦士に何度も妨害され、最後には息子であるジードに倒されるというものでした。

 

そしてタルタロスに運命を変えてやると言われ、彼の味方になるという展開となっています。

 

ちなみに本来の未来であるレイオニクスにならなかったため、見た目も変わらないままタルタロスと行動を共にしています。

 

闇落ちの理由にはウルトラの父、母が関わっていた!

ベリアルが闇落ちした理由にはなんとウルトラの父と母が関わっていました。

 

父、母が悪いわけではありませんが、うまくいかない失望感がベリアルを闇に落としてしまったわけですね。

 

人間の犯罪心理と精通するものがある気がしますね~

 

ただそういった闇落ちの経緯があるからこそ、ベリアルの人気の高さに繋がっているのも確かでしょうね。

 

興味がわいた人はベリアル闇落ちの経緯が見れる「大怪獣バトルウルトラ銀河伝説」「ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀」を見てみると面白いですよ~