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【ウルトラセブンだけではない!】カラータイマーがないウルトラマン一覧!

ウルトラマンの目立った特徴の一つといえば、やはり胸についているカラータイマーですよね!

 

通常は青く発光しており、ピンチになると赤く発光するため、ウルトラ戦士がピンチに陥っていることを表現する目安ともなります。

 

シリーズに登場したほとんどのウルトラ戦士はカラータイマーを所持しており、ウルトラマンといえばカラータイマーを持っているのが当たり前」と思っている方もいるかもしれません。

 

しかし実際にはカラータイマーを持たないウルトラ戦士も数少ないながら存在します。

 

今回はカラータイマーがないウルトラ戦士をまとめてみました!

 

 

カラータイマーがないウルトラ戦士一覧

ウルトラセブン

ウルトラセブンはカラータイマーを持っておらず、その代わりに額にビームランプと呼ばれるものが付いています。

 

このビームランプもカラータイマー同様にエネルギーが消耗すると点滅するという特徴があります。

 

ただしカラータイマーのように色が変化することはないです。

 

ウルトラセブンにカラータイマーがない理由

ウルトラセブンは元々初代ウルトラマンと関わりのない作品として製作されました。

 

そのため初代マンの設定を引き継ぐ必要性がなく、セブンにカラータイマーがつけられることはありませんでした。

 

ただ設定上の理由ではセブンは元々戦闘員ではなく、恒点観測員という惑星を観測する職務についていたため、カラータイマーを持たないという後付け設定が雑誌などで語られていたりします。

 

しかし後に戦闘員ではなく科学者のウルトラマンヒカリも普通にカラータイマーを所持しているため、上記の設定では矛盾が生じています。

 

昭和のウルトラシリーズは設定に矛盾が生じることがちらほらあるので、深く首を突っ込まない方が良いということなのでしょう。

 

ウルトラセブン21

ウルトラマンネオス」に登場したウルトラ戦士。

 

ウルトラセブンに見た目がよく似ていますが、セブンとはまた別の戦士です。

 

セブン21にもセブン同様カラータイマーはついておらず、その代わりに額にビームランプが付いています。

 

セブン21にカラータイマーがない理由

ウルトラマンネオス」は原点回帰を目標に製作された作品であるため、その関係からかセブン21もセブンに似たデザインとなりました。

 

セブン21にカラータイマーがないのはウルトラセブンのデザインを引き継いでいるからというのが一番の理由でしょう。

 

他にセブン21は戦闘員ではあるものの、主な任務は情報収集や他の戦士のサポートであるためといった説もあるようです。

 

シンウルトラマン

2022年に公開された映画に登場したシンウルトラマンもカラータイマーがありません。

 

初代ウルトラマンからそのままカラータイマーだけを取り除いた感じの見た目となっています。

 

セブンのようにビームランプも付いていません。

 

シンウルトラマンにカラータイマーがない理由

そもそも初代ウルトラマンの初期デザインにカラータイマーはありませんでした。

 

しかしウルトラマンのエネルギー切れを表現できるデザインが良いということになり、カラータイマーが付くこととなりました。

 

初代ウルトラマンのデザインを担当した成田亨さんはカラータイマーを付けたことを不本意に感じていたと言います。

 

「シンウルトラマン」の監督を務めた庵野秀明さんはそこに目を付けました。

 

庵野秀明さんは成田亨さんの思いを尊重し、カラータイマーを外すことを決めたのです。

 

ゾーフィ

「シンウルトラマン」に登場したウルトラ戦士です。

 

本家ゾフィーとは見た目の色も違ければ、カラータイマーもスターマークも付いていません。

 

シンウルトラマンの色を変えた姿というと分かりやすいです。

 

ゾーフィにカラータイマーがない理由

ゾーフィも「シンウルトラマン」に登場した戦士です。

 

シンウルトラマンにカラータイマーがないのに、ゾーフィには付いていたら庵野秀明さんの意向とずれてしまうので、当然のごとくゾーフィにもカラータイマーはつきません。

 

スターマークも外されたことに関しては情報がありませんでしたが、もしかするとシンウルトラマン同様、裏事情があるのかもしれません。

 

一時的に外されたウルトラマンも!

帰ってきたウルトラマンことウルトラマンジャックは敵にカラータイマーを取られるシーンがあります。

 

そのシーンがあるのは

ウルトラマンタロウ第52話「ウルトラの命を盗め」です。

 

ゲストとして客演したジャックはドロボンにカラータイマーを取られてしまいます。

 

その際に一時的にカラータイマーがない状態のウルトラマンジャックを見ることができます。

 

ただその後には体がしぼむという衝撃的なシーンが待っていました。

 

ウルトラ戦士にとってカラータイマーがいかに重要な物かがわかるエピソードですね~

 

カラータイマーがなくてもやっていける戦士もいた!

ウルトラ戦士にとって重要なものであるカラータイマーですが、セブンやセブン21のようになくても何とかなっている戦士もいましたね。

 

特にウルトラセブンはキャラクターとしての人気も高く、カラータイマーがないという点で逆にレアな存在になっています。

 

しかしやはりカラータイマーはウルトラマンの象徴ともいえるので、今後カラータイマーを持たない戦士が登場する可能性は低いのではないかと思われます。

 

ただもし登場したとしたらどういう感じになるのか見てみたい気もしますけどね~